マンチキンのあれこれそれ

30代半ばのサラリーマンが趣味の話等を気ままに書いていきます。

2022ドラフト振り返り~西武編~

こんにちは!

マンチキンです!

 

今回は、2022年ドラフト振り返り西武編をやっていきましょう!
前回の巨人編はこちらから↓↓↓

 

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1位 蛭間 拓哉(早大 外野手)
大学通算13本塁打の早稲田のスラッガー。球を引き付けて広角に長打を飛ばし、高い放物線を描くアーティスト型。スイングに無駄な動きがなく、一気にスイングの出力を上げている所が体の強さを感じる。バッティングばかりが注目されるが、守備や、ベースランニング含めて総合的な力もトップレベル。チームの現状を見ると一日でも早くレギュラーを取ることが求められ、また十分にその力はある。


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2位 古川 雄大佐伯鶴城 外野手)
こちらはthe原石タイプの外野手。走塁時のストライドの広さや、外野からの送球は往年時(?)のオコエを想起させる。まだまだ、打席でのタイミングの取り方や、走塁時の体の使い方など課題は多そうだが、それを差し引いてでも獲得する価値がある選手。外野手の指名が続いたが、育成プランは大きく違うので全く問題はない。


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3位 野田 海人(九州国際大付属 捕手)
FAの森の流出を見越しての指名だったのだろう。3位で高卒捕手を指名した。バッティングについてはまだまだ時間がかかるだろうが、肩の強さを始めとした守備面での評価が非常に高い。ポップアップは今夏の甲子園で1.90秒。更に注目したいのがフレーミング。大げさに動かさず「止める」ことを意識したキャッチングに上手さを感じる。前出の通りチームとしては森が抜けたことで捕手の競争が過熱している。早めにチャンスをもらえそうだ。


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4位 青山 美夏人(亜細亜大 投手)
先発・ブルペンともに余裕のある現状から4位で投手を初指名。それも東都で無敗のピッチャーが残っていたなんてウハウハ。意外とそこまで三振は獲れてないが、制球力に磨きがかかってさらにいいピッチャーになった印象。テイクバックが短く、最速151キロのストレートはより早くバッターに見えるだろう。チームとしてはピッチャーには余裕がある状況なので、まずは2軍でじっくり、コンディションが上がってきたら1軍へ。といった使い方で全く問題ないだろう。


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5位 山田 陽翔(近江 投手)
ラッキーは続く。甲子園のスターをなんと5位で獲得。各所でドラフト上位とも騒がれていたこともあり、本人としては悔しい気持ちもあるだろうが、チームの現状、育成の上手さも含めていいチームに入ったのではないかと思う。個人的にはバッティングやフィールディングの上手さも今夏の甲子園では見れたのでショートとして育ててほしいなとは思うが、まずは本人の希望通り投手一本で勝負だ。


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6位 児玉 亮涼(大阪ガス 内野手
「巧打攻守のショート」という西武の大好きなカテゴリー選手を6位で指名。恐らく狙は亜細亜大の田中だったのかもしれないが、中日のショート乱獲方針によりBプランに変更したのだろう。プレースタイルは田中と同系で、守備もどことなく似ている。ステップをしっかりと踏んで送球してコントロールが良い点も同じ。バッティングがやや児玉の方が長打が出そうな気はするが、基本はつなぎ・中距離ヒッターまでが長期的なビジョンだろう。


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総括

とにかく長打を打てる野手がいない現状から、喉から手が出る程欲しかったスラッガー候補を公表し、無事に1位指名にこぎつけた。その後も好素材の野手を中心に指名を続けたが、捕手に関しては桐蔭横浜大の吉田等バッティングにも期待できる選手を指名しておきたかった。4位、5位はラッキーが続き、思わぬ形で即戦力ピッチャーと甲子園のスターを獲得。6位は得意の「攻守ショート」を獲り、いつもの色を出しながらも好素材の選手をポイントポイントで取れたのではないかと思う。

 

育成1位 野村 和輝(石川ミリオンスターズ 投手・外野手)
二刀流としてプレイしていたが、おそらく打者としての指名だろう。タイプとしてはそこまで長打が出るイメージではなく、むしろアベレージ型の印象はある。ボールを前でとらえて叩くタイプなので、変化球に嵌り始めるとゴロを量産してしまう恐れもありそう。


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育成2位 日隈 モンテル(徳島インディゴソックス 外野手)
野手転向は何と今年の7月で、一気に才能を開花させた。一塁への到達タイムは3.67秒(!)盗塁も身体能力だけで走っているのではなく、相手のモーションを盗んで走る技術も持ち合わせる。センターの守備もダイナミックの一言で見ていてワクワクする。課題はバッティングになるのだろうが、元々のパワーもあるのでコンパクトなスイングでも十分にスタンドを超える力は持っているだろう。


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育成3位 三浦 大輝(中京大 投手)
動画が少なく、あまり多くを言えないが、恰幅の良い体でクイックモーションで投げるあたりが平良のイメージと重なる。そのイメージも指名に踏み切った理由の一つではあるのだろう。


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育成4位 是澤 涼輔(法大 捕手)
大学通算3試合、ノーヒットに終わったが、育成4位での指名となった。一番の武器は渡辺GMが話す通り「肩」。また「頭が良い選手」とのことで、リードへの期待も含まれているのだろう。もっとも、通算3試合の出場はまだまだ底が知れていないことの表れでもある。これからどのような選手に変貌していくのか楽しみ。


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育成総括

バラエティーに富んだ指名となったが、一番の注目は日隈。育成でも2位まで残るとは思わなかった程の素材で、スター選手への道も夢ではない。サプライズ指名だったのは法大の是澤。高校~大学まで控え選手であったが、見事に指名された。巷では「頭がいい」「元気がいい」と言われているが、ただそれだけではなく、その能力が野球で活かせるという確証があって指名に踏み切ったのであろう。

 

以上、西武編でした。

次回は阪神編です!

 

それではまた!