ホームランとは
こんにちは!
マンチキンです!
前回投稿した際に少し書かせてもらったジャイアンツのソロホームラン多い問題について、本当にそうなのか調べてみました!2022年6月2日現在で以下の通りとなっております。
セリーグ6球団ホームラン数/ホームランあたりの平均得点
ヤクルト:ホームラン数 56 ホームランあたりの平均得点 1.60
巨人:ホームラン数 62 ホームランあたりの平均得点 1.49
広島:ホームラン数 24 ホームランあたりの平均得点 1.83
中日:ホームラン数 32 ホームランあたりの平均得点 1.44
DeNA:ホームラン数 36 ホームランあたりの平均得点 1.50
阪神:ホームラン数 39 ホームランあたりの平均得点 1.74
今シーズンの各試合をちまちま振り返り、ホームラン数とホームランによる得点を調べ、1本あたりの平均得点を算出してみました。
現代野球の逆をいく広島野球
なんとなくイメージでヤクルトが一番かなと思っていたのですが、一番ホームランあたりの得点が多かったのが広島でした。そもそもホームランがリーグ最少で、得点のパターンとしてはリーグトップのチーム出塁率(.311)が示すようにヒットやフォアボールで繋いで点を取る形ですが、そのおかげもあり塁上にランナーがにぎわっていることが多いのでしょうね。現代野球は、いかにホームランを打つか、いかに長打を打つかを追い求め、得点効率を上げていくかが重要視されていますが、広島の数字はほぼ逆をいく数字が出ており、チーム打率(.254)チーム安打数(471)、チーム犠打数(54)がリーグトップとなっております。ただ足を絡めているのかといえばそうでもなくチーム盗塁数はリーグ最下位(9)。これでいてリーグトップの得点数(219)をたたき出しており、非常に面白いチームです!
次に高いのが阪神でした。ホームラン数はリーグ3位ですが、チーム打率(.228)とチーム出塁率(.282)はリーグ最下位。にもかかわらずホームランあたりの平均得点が高いのが不思議なところです。もしかしたらインプレー打率(BABIP)が影響しているのかもしれません。インプレー打率は運による要素が大きく、シーズンを通して中央値に集まる傾向にあるので、シーズンが進むにつれてツキが回ってくる可能性も考えられますね。そうなると現状の打率、出塁率が上がってくる可能性があるかもです。インプレー打率についても今後調べてみたいですね。
ヤクルトはホームラン数も多く、平均得点も高いまさに理想の状態。フォアボールの数もリーグトップとなっておりセイバーメトリクス的にも文句なしの状態ではないでしょうか。塩見、山田、村上の主力に加えて濱田という期待の長距離砲もいて見ていて楽しいチームですよね。相手にしたら非常に嫌なチームでもあります笑
ジャイアンツは予想通り平均得点は少なかったですね。ただチーム出塁率はリーグ3位(.309)で2位のヤクルトとは一厘差、1位の広島とは二厘差なので、状態としてはそこまで悪くないかと思います。まさに「たまたまホームランを打った時にランナーがいない状態」が続いていたのかと思います。ツキが回って来ればもう少し得点が増えてくるのかなあと期待していますが・・・
※データ参照
ということでセリーグ6球団のホームランあたりの平均得点を調べてみました。次はパリーグ編をやってみたいと思います。
今日は佐々木朗希か・・・ホームラン自体がかなりハードル高いですが何とか頑張ってほしい!