マンチキンのあれこれそれ

30代半ばのサラリーマンが趣味の話等を気ままに書いていきます。

ピタゴラス勝率

こんにちは!

マンチキンです!

 

昨日連敗を4で止めたジャイアンツですが、まだまだ波に乗れていないですね。。。どうしても終盤で点が取られてしまうので、勝っている試合でもひやひやして終わりますね。

そういえばいつだかのネット記事でジャイアンツが得失点差がマイナスであるという記事を見たのを思い出しましたので、今日は各チームの得失点、さらにはそれを使って算出することができる「ピタゴラス勝率」というものがあるので、調べていきたいと思います。

ピタゴラス勝率とは

勝率を予測するために用いられる計算式。ピタゴラスの定理と似たような計算式になっているためそう呼ばれている。実際の勝率とこのピタゴラス勝率を比較することで、そのチームがどのくらい運に恵まれているのかを図ることができる。
ただ、接戦に強い場合チームは実際の勝率がピタゴラス勝率よりも高くなる傾向にあるので、単に運による恩恵だけでなく、監督や采配に起因するともいえる。

 

ピタゴラス勝率算出方法

総得点の2乗÷(総得点の2乗+総失点の2乗)
算出方法はいたってシンプルで上記に上げた通りピタゴラスの定理に似ていますね。
使うデータも総得点と総失点のみになるので算出も簡単です。

 

セリーグ総得点・総失点

ヤクルト 総得点269 総失点206 得失点差63

巨人 総得点258 総失点281 得失点差-23

阪神 総得点221 総失点198 得失点差23

広島 総得点246 総失点252 得失点差-6

DeNA 総得点211 総失点258 得失点差-47

中日 総得点197 総失点244 得失点差-47

 

セリーグ各球団ピタゴラス勝率

ヤクルト ピタゴラス勝率0.630 実際の勝率0.672 差-42ポイント

巨人 ピタゴラス勝率0.457 実際の勝率0.529 差-72ポイント

阪神 ピタゴラス勝率0.555 実際の勝率0.463 差92ポイント

広島 ピタゴラス勝率0.488 実際の勝率0.462 差26ポイント

DeNA ピタゴラス勝率0.401 実際の勝率0.443 差-42ポイント

中日 ピタゴラス0.395 実際の勝率0.446 差-51ポイント

各チームの得点、失点からピタゴラス勝率を算出し、実際の勝率との差も調べてみました。
なんと交流戦で非常にいい戦いをしてきた阪神ピタゴラス勝率では2位となりました。そして3位に広島が入り、巨人は4位となっております。
嫌な予感はしておりましたが、ピタゴラス勝率だとBクラス転落です笑。
勝っているときは終盤に得点を重ねられ、冷や冷や勝利。終盤までもつれるとブルペンが打たれて負けるパターンが染みついているのでこういう結果になっているのかと思います。以前の記事で8回の失点が非常に多いことから、ベンチワークで勝利を拾っているというよりは、運に恵まれているのかなと言ったところです。悲しいですが。

巨人のイニング別失点数の記事はこちらから。

 

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阪神は実際の勝率との差が92ポイントもあり、今後さらに勝率を上げる可能性を秘めています。阪神の長所は何といっても投手陣。総失点もリーグで唯一の100点台(6月20日現在)で得失点差もプラスとなっております。開幕時の不調はそれこそ運によるところが大きかったのかもしれません。ホームラン数も少なくないし、ホームランの得点効率もいいので、勝率5割復帰は時間の問題かもしれません。

ホームランの得点効率の記事はこちらから

 

manchicken.hatenablog.com

 

パリーグ総得点・総失点

ソフトバンク 総得点256 総失点193 得失点差63

楽天 総得点214 総失点190 得失点差24

西武 総得点210 総失点195 得失点差15

ロッテ 総得点216 総失点222 得失点差-6

オリックス 総得点180 総失点214 得失点差-34

日本ハム 総得点224 総失点249 得失点差-25

 

セリーグ各球団ピタゴラス勝率

ソフトバンク ピタゴラス勝率0.638 実際の勝率0.587 51ポイント

楽天 ピタゴラス勝率0.559 実際の勝率0.565 差-6ポイント

西武 ピタゴラス勝率0.537 実際の勝率0.492 差45ポイント

ロッテ ピタゴラス勝率0.486 実際の勝率0.492 差-6ポイント

オリックス ピタゴラス勝率0.414 実際の勝率0.463 差-49ポイント

日本ハム ピタゴラス0.447 実際の勝率0.394 差53ポイント

パリーグについても各チームの得点、失点からピタゴラス勝率を算出し、実際の勝率との差を出してみました。パリーグについてはほぼ順当で、ほとんど実際の勝率順となりました。しかし、こういったデータを調べると必ずソフトバンクの順調さを思い知らされますね。首位でいながらピタゴラス勝率の方が高い数値を出しているので、これでもまだ運に恵まれていないということになりますね。。。本当に恐ろしいチームです。
そして気になるのはやはり日本ハム、以前の記事でも書いた通り、ソフトバンク級の得点力のポテンシャルを持っていると思っているので、今後投手陣を整備できればあっという間にAクラスに行けるチームだと思います。

パリーグの得点力に関する記事はこちらから。

ちなみに来年開業の新球場は今の札幌ドームくらい広い球場なんでしょうかね。投手有利の広い球場であれば投手陣の成績も上がりやすいので投手陣整備の近道になりますね。

 

ということで各チームのピタゴラス勝率をまとめてみました。
巨人はとにかくブルペンをなんとか整備したいですね!
課題は「8回の失点をどう防ぐか」
ここを防げれば無駄な失点も減りますし、勝ち星を拾いやすくなります。勝負どころの時期になれば8回を複数人のリリーフで守り切る戦い方もありですね。

 

それではまた!